【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝

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【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #25
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【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #25

前回はこちら↓ 第三章 飛躍のドイツ留学 (9) ドクトル・ホンダの凱旋あとは学位授与式を待つばかり。それは社会的地位の高さにふさわしく厳粛な式典で、新たにドクトルとなる者は時事問題についての演説を行うのが慣例だ。 あくまで儀式だが、日本という国を背負っているという気概の静六にとって、恥ずかしいものにはできない。 加えて、現地の新聞に次のような広告が出た。 〈今回、日本留学生本多静六君がドクトルの論文と口述試験等に合格した。そこで三月一〇日、ミュンヘン大学の大講堂において

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【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #24

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #24

前回はこちら↓ 第三章 飛躍のドイツ留学 (8) 切腹も覚悟した学位試験本多家からの仕送りを期待できなくなった静六は生活費を切り詰めるだけでなく、なんとか留学を早めに切り上げられないかと思案しはじめる。かと言って博士号も諦めたくない。 そんな静六に同情してくれたウェーベル教授は、まだ二年もしないうちにドクトルの試験を受けてみよと勧めてくれた。 勇気百倍である。そして徹底的に学習の効率化を考えた。 教室では教師の一言一句も聞き逃すまいと、一番前の真ん中に陣取ってノートを取った

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【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #23

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #23

前回はこちら↓ 【若い日本人留学生たち。勉強の合間にピクニック】 第三章 飛躍のドイツ留学 (7) 若さを持て余す二人後藤からドイツ語を教えてくれと頼まれた静六だが、必死に勉強している彼にそんな時間があるはずがない。 ほかの日本留学生に頼めと言うと、 「ブレンターノ博士の講義の内容も聞きたいから、ほかの日本人ではダメだ」 と好き勝手なことを言う。 それでも人のいい静六は、 「毎晩九時頃僕のところへ来れば、一時間ずつ教えてあげよう」 と請け負って、まずは順序としてドイツ文法

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