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お金ってどう増やせばいい? 貯金ゼロ・27歳男が、資産づくりをイチから学ぶ連載スタート

先週オープンしたレオス・キャピタルワークスの公式note「ひふみラボ」。皆さんと「これからのお金」「これからの投資」を一緒に考える“研究所”にしていく予定ですが、こちらではゲストの方々とコラボした企画もどんどん進めていきたいと思っています。

まずはピースオブケイクでnoteのディレクターをされている平野太一さんによるシリーズ連載「ミレニアル世代の資産づくり はじめの一歩」がスタートです!1991年生まれ、ミレニアル世代(2000年以降に成人になった世代)を代表して、貯金ゼロからのスタートで「お金とこれから」に、向き合っていただきます。

気づけば、お金は湯水のように減っていく

静岡出身・関西の大学を経て東京で就職。現在、「note」を運営する株式会社ピースオブケイクで働く27歳。最近、気がつくとお金が湯水のようになくなっていく。家賃を筆頭に、Netflix、Spotify、Amazon Prime、note……。毎月のサブスクで地味にお金が減る。同時に、ランチ、飲み会もじわじわと家計を圧迫していく。

「“これでいい”と思える、満足できるものを買おう」、そんなふうに決めて物を買うようにしているから、あまり無駄づかいはしない方だと思う。27年間も自分をやっていると、お金の使い方のクセはわかってきた。

一方で、お金の増やし方については、「給料」という手段ぐらいしか知らないまま27年間生きてきてしまった。そして、今現在、貯金はゼロである。借金はない。収入と支出が、キレイに一致してしまっているということだ。ぼんやりと、これでいいのだろうか、とはずっと思っていた。


結婚、子ども、介護……。お金は思っていた以上に必要だった

今は独身だし、仕事はできているし、このまま一人で生きていくのであれば、問題はないのかもしれない。だけど、いずれは結婚したいし、もしかしたら子どもも生まれるかもしれない(友人に第一子が生まれたという報告を聞くたびに思う)。

もし子どもが生まれたら、養育費とかいくらぐらいかかるんだろう?親がもし不慮の事態になったときに、介護費の目処ってどのぐらい?実家の土地とかどうしたら?相続とかってどうすればいい?あれ、お墓とかってどうなっていたんだっけ?葬儀も考えておくべき?

──いろんな将来へのお金にまつわる不安が、書き出してみるとどんどん出てくる。というか、現時点で、貯金がゼロって、大丈夫なのか……?将来必要になるお金って、このままでは全然足りなくなる可能性が高い。

試しに、「お金 増やし方」で検索してみた。

「学校では教わらない”お金を増やす13の方法”まとめ」「【保存版】お金の増やし方ランキングTOP20」── 良さそうな記事ではあるものの、具体的な内容が書かれているものは少ない。たぶん、これを読んだだけで何か行動に移すのは無理そうだ。


将来への不安を抱えずに「今」だけに集中したい

「お金は思っていた以上に必要かもしれない」ということはわかったけれど、お金を増やすための方法がわからないし、貯金もなかったことから、「増やしたいけれど増やせない」というジレンマに陥っていた。

そもそも、この話を誰に相談したらいいのかわからない。誰かプロに聞くにしても、相談の相場もわからない。しかも、その人との相性にもよるんじゃないかと思う。まるで、初めての美容院で理想の髪型にしてくれるスタイリストと出会う確率の低さに似ている。

そんなことを悩んでいた3月中旬のこと。

社長の加藤さんから、「平野くんって、株とか投資とかってやっているの?」と聞かれた。加藤さんは、かつてダイヤモンド社で金融系の書籍を編集していたこともあり、かなりその辺の知識が詳しい。

「全くやったことがないです!」と答えると、「とりあえずiDeCo(イデコ)はやったほうがいいよ。所得控除できるから」と言われた。

「iDeCo……、わかりました」。何が何やらわからなかったが、言われるがままにSBI証券の口座を開き、分厚い資料に目を通し、アカウントを作成するところまでは進んでいる(5/13現在、書類提出中)。

そこまでは行なったものの、まだわからないことだらけだった。そもそも自分に本当に投資は必要なのだろうか? 

そんな自分の様子を見かねたのか、同僚である『cakes』編集者の榎本さんから、こんなアドバイスをもらった。

「iDeCoをはじめたことで、老後のお金の心配をしなくてもよくなり、今、目の前のことにだけ集中できるようになったことが一番のメリットでしたよ。今はNISAもはじめたんです」

「今、目の前のことに集中できる」! なんて素晴らしい言葉だろう。老後のお金の心配をしなくてもよくなれば今に集中できるし、今に集中できれば、キャリアアップや複業などで、結果的にお金を増やせる可能性も高まるだろう。

とはいえ、まだまだわかっていない。料理で言うならば、レシピだけ丸暗記したけれど食材の切り方すらわかっていない状況と同じ。基礎ができていない状態で応用に進むと、根本からダメになってしまう可能性がある。


「お金の増やし方」について基礎から知りたい

さらに4月某日。加藤さんが「iDeCoはじめた?」と聞いてきた。「まだ、口座を申し込んだだけで……」と答えると、「レオスの坂崎さんからある相談をもらったから、ちょうどいい機会だから連載やってみない?」とのこと。

詳しく聞いてみると、「自分の資産づくりの紆余曲折をコンテンツ化して、それを他の人にも共有できるようにする体験記を書く」という企画だそうだ。自分と同じミレニアル世代の人たちが興味を持ったときに最初に見ておくべきコンテンツにしたい、と言う。

確かに、お金についての基礎知識をつけて自分の頭で考えられるようになったら、お金に対する判断を自分で解決できる機会が増える気がする。「自分の頭で」というのがミソだ。世の中で必要だと言われていることでも、自分の生活においては必要のないことだってあるかもしれない。上の世代とミレニアル世代では常識が違う、ということもあるだろう。

そして、その手の話は、自分の周りでも同じ不安を抱えている人が多い気がする。一歩間違えば、うさんくさい話にハマってしまうかもしれないからだ。


【次回】竹川美奈子さんにお金の基礎について聞く

さっそく次回から、数回にわたって、ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんに話をうかがっていく。竹川さんといえば『cakes』でも、投資信託のコンテンツを出している方だ。全然わからないことだらけのところから、まずは少しずつ、お金についてのリテラシーを上げていきたい。その後、実際に資産づくりに取り組んでいく。

貯金ゼロ・27歳男の自分が、資産づくりについて専門家たちから学んでいくこの連載。今後どうなっていくかはわからないけれど、きっと役に立つことがたくさんあるはず。ぜひご期待ください!

(次回5月28日更新予定)

プロフィール:

ライター:平野太一
1991年静岡県生まれ。関西大学経済学部卒業。2013年10月よりWantedly, Inc.に入社。CSを経て、募集要項の作成・取材・ウェブメディア「WANTEDLY JOURNAL」の執筆・撮影などを担当。2016年1月よりBAKE Inc.に入社。ウェブマガジン「CAKE.TOKYO」の編集・執筆・撮影を担当。BAKE CHEESE TARTのSNS・LINE@運用、リーフレットの撮影などを担当中。2018年10月より、Piece of cake, Inc.にnoteのディレクターとして入社。クリエイターガイドやイベント企画、クリエイターサポートなど、全方位で担当中。
Twitter : https://twitter.com/yriica
note : https://note.mu/yriica


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イベントのお知らせ

【5/19(日) 11:00-】
Zaim×レオス・キャピタルワークス×note「#これからのお金の話 」

オンライン家計簿サービス「Zaim」さんとnoteさんとの合同イベントです。

「暮らしのこと、お金のことをそろそろしっかり考えたい!将来に向けて資産管理を始めたい!……」と考えている人たちに向けて、家計管理と投資の基本について、Zaim 代表の閑歳孝子さんとレオス・キャピタルワークス代表の藤野英人がレクチャーいたします。後半では、ピースオブケイク代表の加藤貞顕さんを交え、「暮らしとお金の関係」についてのパネルトークも行ないます。

新年度、家計やお金のことを見直したいと思っている方は、奮ってご参加ください!

詳しくはこちらから(主催:ピースオブケイク)
https://note.mu/events/n/nbfa0c4b32c9e
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ひふみラボ note

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示 https://bit.ly/2On4z9V

ミレニアル世代の資産づくり はじめの一歩

ミレニアル世代を代表して、noteのディレクターをされている平野太一さんに資産づくりに挑戦していただきます。 貯金ゼロからのスタートで「お金とこれから」に、向き合っていただきます。
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