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新生・広報部が、創立20周年記念パーティーの舞台裏を語ります。

2023年7月、レオスに広報部が新設されました。

これまでも前部署にあたる「経営企画&広報・IR室」で広報活動は行なってきましたが、新生 広報部としての活動がスタートするタイミングで、11月に開催される今年創立20周年を迎えたレオスの記念パーティーを取り仕切る、というミッションをいただきました。

当社を支え応援してくださっている方々へ、感謝をお伝えする貴重な会です。重大なミッションを担当する責任感とともに、“ワクワク”を感じながら準備を開始しました。

今回は約5か月にわたって準備をすすめた創立20周年記念パーティーの様子をお伝えします。


広報部のスタートとともに始まった大仕事

広報部員は新しく部長になった私(仲岡)、広報経験の豊富な数原(すはら)、新入社員の池田の3人です。元々同じ部署でしたが、私は2人と担当業務が違ったため3人で話すのは広報部の発令タイミングでした。

私は営業畑、数原さんはベテラン広報、池田さんは異業種からのフレッシュな第2新卒という、バックグラウンドの異なるメンバーです。だからこそ、枠にとらわれず、柔らかな広報部にしていきたいと考えていました。「情報の共有とスピードを意識して、良いことも困ったことも一緒に考えていきましょう」とお話しました。そしてこのメンバーでどうやってパーティーをつくっていくのか、キックオフでは「フォーマルに、かつ温かく感謝をお伝えする会にしたいね」と話し合いました。

左から、仲岡・立川談慶師匠・数原・池田

「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもと2003年に創業した当社は、2023年4月に創立20周年を迎えました。そして同時に東京証券取引所グロース市場への上場を果たしたこともあり、会社の大きな節目が2つ同時にやってきた感じです。
リーマンショックに見舞われたり、上場を一度断念するなど、これまで会社として苦しい時もありました。ここまで当社が進んでこられたのは、温かく、時には厳しいご指導もいただきながら支えてくださった方々のおかげです。創立20周年記念パーティーはこれまでの多大なるご支援への感謝をお伝えするとともに、これからもチャレンジを続けるレオスの想いをお伝えしたい、そう願いプログラムを考えていきました。

会場は創立5周年記念の会でも利用した、港区にある国際文化会館です。創立5周年の2008年は、ひふみ投信の運用・販売を始めた年でした。それから15年が経ち、私たちの歩みを同じ場所で振り返りたいという想いもあり、この会場での開催となりました。

庭園からは六本木のビルが見えます。

国際文化会館の建物は登録有形文化財に登録されています。庭園は昭和初期に作庭され、桃山時代あるいは江戸初期の名残を留めている近代庭園の傑作として港区の名勝に指定されている、まさに「都会のオアシス」といえる場所です。下見に伺ったときには、歴史的、かつ緑溢れる雰囲気に魅了されました。

クラッシックな雰囲気が素敵なパーティー会場で、お客様をお迎えします。

ご縁が紡いだ創作落語

メイン企画をどうしようかとメンバーで考えていた時に、落語家の立川談慶師匠に当社のYouTube番組「お金のまなびば!」へご出演いただく企画が別で進んでおり、担当のマーケティング部 松永さんが「談慶師匠は、企業の創業ストーリーを落語にするということもされているそうですよ」と声をかけてくれました。

願ってもないチャンス!!

広報部としては、この20周年というタイミングで当社が何を考えて、どんな未来を描いているかを広くお伝えし、記録にも残したいと考えていました。それを落語に仕立てていただけるなんて、こんな楽しそうな話はないと思い、すぐにマネージャーさんに会いにいきました。

松永さんに談慶師匠の話を聞いてから、ここまで約1週間です(笑)。

直感で感じるものがあったら、タイミングを大切にし、皆で考え、すぐ動く。これは広報メンバーが心がけていることの1つです。

談慶師匠は噺家であるだけでなく、小説からビジネス書まで幅広く執筆活動もされています。直近では『落語で資本論 世知辛い資本主義社会のいなし方』も出版され、経済・金融にも造詣が深い方です。創業ストーリーをつくりたいという私たちの想いをお伝えすると、創作落語をつくることを快く引き受けていただけました。

談慶師匠の参考にしてもらおうと、数原さんには創業からの道のりを社史として纏めてもらいました。日頃、社長の藤野さんや専務取締役CHROの白水さんたちから当時の話を聞き及んではいるものの、写真も交えながら振り返ると、20年の重みを改めて感じました。

社史の一部

出来上がった社史を見てもらい、さらに師匠と創業メンバーとの対面での打ち合わせも行ないました。創業メンバーは、社長の藤野さん・副社長の湯浅さん・営業本部長の五十嵐さん・専務取締役CHROの白水さんの4名です。打ち合わせはオンラインでもできることですが、あえて対面実施にこだわりました。談慶師匠と藤野さんは面識がありますが、他の創業メンバーとはこれが初めての対面です。

私たちは仕事柄、インタビューやプレゼン等に同席することが多いですが、創業メンバー・役員が同じ方向を向き、お互いを尊重し、そして私たち社員が生き生きと働けるように明るく柔らかい雰囲気を作ってくれていることを日頃から感じています。藤野さん、湯浅さん、五十嵐さん、さらに白水さんが加わったこのメンバーだからこそ今のレオスがある、という私たち広報の想い、そしてこの経営陣の雰囲気を師匠に伝えたかったのです。

これは大成功。談慶師匠と話が弾んで、「『三人寄れば文殊の知恵』とはこのことですね。皆さんと話すとアイディアが沸いてきます。そして、落語と投資は共通点がありますね。落語も真打になるためには、技量だけではなく多くの人に信頼されなければならない。投資の世界もまさにそうで、運用が上手いだけではお金は集まらない。信じて託せるかどうかが重要ですね。」とコメントをいただきました。この顔合わせは大いに盛り上がり、動画にして公開したいと思うほど楽しい時間でした。

この打ち合わせを踏まえ創作落語の最終原稿が仕上がり、談慶師匠にはパーティー当日に会場で披露するため動画の収録に臨んでいただきました。創業メンバーをはじめ私たち広報メンバーも収録に立ち会い、約10分の大作を目の前で観覧することができました。談慶師匠の迫力ある話術で語られるレオスの創業物語に、その場の全員が引き込まれました。

撮影後に談慶師匠が笑顔でおっしゃいました。

「白水さんは、どんな方ですか? 創作落語をつくっていて、登場人物にお会いしたいと思ったのは初めてです」

事前の対面打ち合わせでは、白水の都合が合わずに欠席でした。リーマンショックの時、白水が社長の藤野を激励したエピソードがあります。それが談慶師匠にとっても、印象的だったようです。
「白水さんは、レオスのお母さんのような存在です。”やさしさの源泉かけ流し”のような人です!」と談慶師匠にお伝えしました。

落語の収録日に撮影
左から、五十嵐・藤野・談慶師匠・湯浅

1つ1つ心を込めて手作りすることにこだわる

パーティーの準備で私たちがこだわったことに「心を込めた会にすること」がありました。今回、招待状を送った100名のうち、ほとんどの方が出席の返事をくださいました。金融業界の方にとどまらず、本当に幅広い分野で活躍される方々が多忙の中、パーティー参加のために都合をつけてくださったのです。その後欠席の連絡も少なく、会場の担当の方からも「当初の予定から出席人数に変更がないのはとても珍しいことです」と言われるほどで、予定を調整してくださったことに感謝の気持ちでいっぱいでした。

そうしたこともあり、皆さまに楽しんでもらえるよう、心に残るパーティーにしたいと考えていました。効率を重視することもできましたが、数原さんや池田さんとアイディアを出し合って、ハンドメイドのものを準備しようということになりました。

例えば、テーブルに置くネームプレートや来賓の方々にお渡しする手土産のメッセージカード、創業メンバーから聞いた「創業時の思い出深いパン屋さん」のオリジナルパンなどです。

名前を入れたカードを池田さんに丹精込めて作ってもらったり、数原さんに写真入りのメッセージカードを作ってもらったりしました。小さなことかもしれませんが、印刷する紙を選んだり社内のデザイナーにデザインを依頼したり、細部までこだわっています。当日まで修正を入れたりと大変ではありましたが、少しでも感謝の想いが伝わるように、心を込めて手作りしました。

ネームプレートは1枚ずつバランス調整しながら印刷しました。
パーティーのために、特別にオリジナルパンを作ってもらいました!

笑顔溢れる会に

準備を始めてからおよそ5か月、いよいよ11月21日のパーティー当日がやってきました。この日は期せずして、午前中に上場後初の臨時株主総会、夕方から創立20周年記念パーティーというスケジュールとなり、お正月とお盆が一度に来たような慌ただしくもにぎやかな1日となりました。

このスケジュールが決まった時、思わず大声で
「え!!何かの冗談ですか?」
と言ったのを覚えています(笑)。

臨時株主総会は総務部が担当していますが、広報部も運営に協力しました。レオスの株主になってくださった方を初めてお迎えし、改めて上場企業としての責任の重さを感じました。そして息つく間もなく、夜はここまで支えてくださった方が「20周年おめでとうございます」と声をかけてくださることに胸を熱くするという、物理的にも感情的にも大忙しの日でした。

パーティーの乾杯の発声は、さわかみグループ代表の澤上篤人様にお願いしました。澤上さんといえば、独立系投信業界のレジェンドと言っても過言ではない存在です。藤野さんから、レオス創業時に澤上さんからもらった教えやエピソードを紹介したところ、澤上さんからは「もう全部話されちゃったよ」というコメントが出るなど、二人の交友関係を知ることができる和やかなやりとりもありました。
そして「これからは真のアクティブ運用の時代。ここからが頑張り時だよ!」という激励をいただきました。その時の藤野さんの嬉しそうな、そしてさらにギアが入ったような表情に、出席していたレオスメンバーも気持ちが引き締まったのではないでしょうか。

その後は食事を楽しんでいただきながらの歓談や、この日のために準備した談慶師匠の創作落語の動画を視聴いただくなど、順調に進行していきました。

藤野さんからは、事前に「来賓の方全員にご挨拶に回りたい」と言われていました。そこで、20周年で用意した「ひふみ茶つみたて新茶(にいちゃ)」を来賓の方に一人ずつ手渡ししながら挨拶をして回ることにしました。

パーティー中、会場のあちこちで皆さんの笑顔が溢れ、軽やかな笑い声が聞こえていたことがとても印象的でした。レオスを通じて、お客様、お取引先の方や関係者の皆さまのご縁が繋がっていくことは、とても嬉しいことです。
最も爆笑が起きたのは、創業ストーリー落語をご覧いただいた時でした。たくさんの方から「素晴らしい!ぜひ多くの方に見てもらうと良いですよ」とお声かけいただきました。談慶師匠をはじめ、制作に携わっていただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

ぜひ皆さんもご覧ください!

■レオス創業ストーリー 創作落語

■会社・商品紹介動画

「ひふみシリーズ」と会社紹介の動画も作成しましたので、こちらもご覧ください。

レオスのこれから

スペシャルゲストからの激励のお言葉や、湯浅さんと白水さんによるレオスの歴史振り返りトークなども滞りなく進行し、無事にお開きの時を迎えました。ご来賓同士のお話が尽きない様子に、名残惜しい気持ちでお見送りしました。

私は藤野さん、湯浅さんの隣で皆さまにささやかながら手土産をお渡ししていたのですが、皆さんが「本当におめでとう。これからも一緒に頑張りましょう!」と声をかけてくださっているのを、心打たれながら聞いていました。創業以来、きっと私には想像できないほど大変なこともあったことと思います。20年間支えてくださった皆様、創業メンバー、役員、社員一人ひとりの時の積み重ねが、今のレオスを創っていることを心に刻みました。

パーティーは終了し、12月で20周年イヤーも終わりを迎えます。でもこれは、レオスの次の20年へのスタートでもあります。たくさんの人に応援してもらっていることを常に感謝しながら、次回の「周年イヤー」に見る景色を楽しみに、私たちレオスが目指す「誰も取り残さない社会の実現」に向けて、邁進していきたいと思います。

一大イベントを大きなアクシデントなく終えることができ、ひとまずホッと息がつけました。ですが終わってすぐ、「次回のため、記憶が新しいうちに『もっとこうすれば良かった』と思う事項を記録しておきましょう!」と数原さんがチーム内で連絡をくれた時は、さすが!と思いました。こうして広報部はこれからも、自分たちができる最善を追求しながら進んでいきます。

最後に、ご多用の中パーティーにご来場くださった皆様、実施に向けてご協力くださった社内外の皆様、本当にありがとうございました。

記念パーティーに参加したレオスメンバーで記念撮影

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