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おせんべいは「国産米100%」が本当においしい! ひふみの社会科見学・岩塚製菓

「お米のおいしさを創造する」老舗米菓企業

岩塚製菓株式会社(以下、岩塚製菓)は、新潟を代表する米菓の製造企業です。現在の長岡市は70年前、「岩塚村」という雪深い農村部で、村の人々は冬に出稼ぎをしなければならず、「この地域に産業を興して出稼ぎに行かなくても生活が出来るようにしたい」という強い思いから、1947年に前身となる「岩塚農産加工場」として設立されました。

岩塚製菓は、米菓を食べた瞬間にお米の甘味・風味がそのまま感じられるような商品づくりをしていて、そのために使うお米は、国産米のみという徹底した姿勢を貫いています。

今回の「ひふみの社会科見学」では、岩塚製菓の飯塚工場がある新潟県長岡市へ訪問します。

(2019年7月22日/新潟県長岡市 岩塚製菓株式会社/レポーター:マーケティング・広報部 松永崇志)

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「ひふみの社会科見学」とは?

「ひふみの社会科見学」とは、投資信託「ひふみ投信」の口座をお持ちの個人投資家の方が、レオス・キャピタルワークスのメンバーと一緒に、実際に企業へ訪問し、現場の空気や働く人、商品、サービスなどに触れ、経済や投資、企業を身近に感じていただく見学会のことです。

“投資する”ということは単にお金を出して金銭的なリターンを得ることだけではありません。投資の本質とは、企業活動とそこに関わる人々を応援し、経済全体へ貢献していくこと。訪問先の企業で働く方の思いや企業の持つ技術力などに触れながら、投資という行動がどのような循環で社会に貢献していくのか、その一端を体感いただくことが目的です。

「岩塚製菓バス」でR&D・Mセンターへ

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集合場所となった長岡駅には岩塚製菓専用の送迎バスが迎えに来てくれました!

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岩塚製菓の「飯塚工場」に隣接する「R&D・Mセンター」へ到着しました。ここは研究開発機能と、マーケティング機能を集約させた施設です。

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エントランスには提携してから30年以上も経っている台湾企業「旺旺集団(ワンワングループ)」の商品も展示されていました。旺旺といえば、今や世界56カ国で親しまれている「米菓生産量世界No.1メーカー」ですが、その歴史は実は岩塚製菓の出資と技術供与を受けたことからはじまるそうです。日本風の米菓を台湾や中国、米国などで販売したことで大成功を収めると同時に、ホテル、旅行会社、保険会社など、多角経営の巨大グループ企業に成長したのです。

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セミナールームに入ると、岩塚製菓のお煎餅やお菓子がたくさん並べられていました!

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テーブルの上にもお菓子が!皆さんおいしそうにつまみながらのセミナーが始まりました。

今回、社会科見学に同行したのがレオス運用部のアナリスト、栗岡大介です。冒頭、栗岡から皆様へのご挨拶と社会科見学の概要をご説明させていただきました。

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栗岡:
「岩塚製菓さんは、『起業マインド』がある素晴らしい会社です。岩塚製菓さんが創業された70年前、岩塚村は豪雪地帯で、農地としても狭く生産性も低かった。冬はほとんどの親が出稼ぎに行ってしまい、子どもたちが残されて寂しい日々を送っていたそうです。そこで創業者の2人の青年が、出稼ぎに行かなくても家族みんなで暮らしながら生活できるようにしようと、岩塚村のために産業を興したのが岩塚製菓さんの始まりです」

岩塚製菓に何度も訪れている栗岡は、創業時のストーリーを熱心に語っていて、皆さんも大きく頷いていました。

全商品に国産米を100%使用

栗岡の挨拶後、岩塚製菓の方よりご説明が始まりました。

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岩塚製菓様:
「当社では大手米菓企業で唯一、全ての商品に国産米100%を使用しています。原料であるお米のおいしさを追求しているのです。輸入米は長期間空気にさらされており風味が落ちてしまいますが、当社では加工する寸前に自社で製粉をすることで、風味豊かで新鮮な米菓を製造しています。こうしたこだわりもあり、おかげさまで主力商品の『黒豆せんべい』は7年連続売上No.1を記録しました」

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岩塚製菓様:
「こちらの『金の揚おかき』は、お米だけじゃなく油や塩、醤油など全ての材料を国産100%にして、余計な添加物は一切入っておりません。開発まで2年もかかりましたが、お菓子では初の『セブンプレミアムゴールド』として認められ、全国のイトーヨーカドーさん、ヨークベニマルさん、セブンイレブンさんなどで取り扱っていただいております」

岩塚製菓さんは様々な新商品の研究開発を熱心に行なっており、結果として高付加価値でより美味しい米菓を創り上げることができているんですね。冒頭、栗岡が言っていた「起業マインド」を昔からずっと受け継いでいるからこそ、実現できるのだと思いました。

そして、この「国産米100%」こそが岩塚製菓さんの大きな強みということを、見学会の後半で体験させていただくことになりました。

工場でおいしさのメカニズムを学ぶ

セミナーが終わり、いよいよ工場見学が始まります。

マンションにすると5階建てにも匹敵するという大きな工場です。到着すると、忙しい合間を縫って、飯塚工場の工場長が直接ご説明してくださいました!

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工場長:
「お米には大きく分けて『うるち』と『もち』があり、米菓の場合もこの2種類から作られます。『うるち』はせんべい、『もち』はあられ・おかきなどの元になります。当社ではそれぞれの米の特性を徹底的に研究し、新しい技術と培ってきた経験を活用して、最上の味を得るための製造工程を組み立てることで、おいしさを追求しています」

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工場長:
「うるち米菓を作るにはこのように様々な工程がありますが、特に重要なのは、いかにして原料となるお米を均一の大きさに砕くことができるかで品質が左右されます」

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おせんべいやおかきのおいしさのメカニズムを教えていただき、理解が深まりました。

どっちがおいしい?お米の風味比べ

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工場見学を終え、セミナールームに戻ってくると「A」「B」と書かれた2つのコップが配られました。

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岩塚製菓様:
「AとBそれぞれのコップの中にお湯に浸したおせんべいが入っています。それぞれを嗅いでお米の香りを感じてみてください。どちらの方がお米の香りを強く感じますか?」

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参加者の皆さんではAが多数派のようでした!

岩塚製菓様:
「実は、Aに入っているのは岩塚製菓が作った国産米100%のお煎餅、Bは輸入されたお米で作られたおせんべいです。外国で生産され製粉された米粉を使って、安くおせんべいを作ることもできますが、それだと本当のお米のおいしさを伝えることができません。だからこそ、当社では国産米100%にこだわっておいしさを追求しています」

やっぱりはっきりと違いが出るものですね。

その後も実際に売られているお煎餅の食べ比べをしながら、味の違いやお米の香りの違いなどを勉強させていただきました。

岩塚製菓直売店でお土産探し

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最後には皆さんお待ちかねのお土産がある直売店へ!

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米粉スナックの「ふわっと」の実演試食を楽しみながら、次々とお土産用に岩塚製菓の米菓をカゴに入れていらっしゃいました。

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岩塚製菓のおいしさを追求し続ける真摯な姿勢を間近で見た参加者の皆さんから、様々なご感想をいただきました。

「実際にお煎餅が作られるまでの製造過程を見学でき、生産者の顔が見られたのが嬉しかったです」
「岩塚製菓さんが創業以来ずっと大事にしている“お米のおいしさを創造する”ということを受け継いでいるからこそ、こんなに美味しい商品がたくさん作れるのだと思った」
「投資家が会社(社会)を知る良い機会だったと思います。お土産も頂いてありがとうございました!」

普段見ることができないお煎餅の製造工程を見て、実際に焼きあがったお煎餅を食べ比べすることで企業の真髄にふれることができ、とても満足度の高い見学会となりました。

岩塚製菓の皆様、そしてお越しいただきました皆様、ありがとうございました!

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今後も、ひふみ投信では、定期的に社会科見学を行なっていきます。ぜひ、皆様のご参加もお待ちしております!(社会科見学はひふみ投信のお客様限定のイベントになります)

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