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高校生がリアルビジネスバトル!予選突破した「会社」たち(前編)

こんにちは!ひふみラボ編集部です。

レオスが協賛している、高校生の模擬起業選手権「リアビズ」
リアビズは高校生がビジネスを1から立ち上げ、経営計画から決算まで、チームメンバーそれぞれが社長や経理、マーケティング、労務管理までを担当するリアルなビジネスを体感する場です。

大会の概要やレオスが大会を支援している想いなどはこちらの記事をご覧ください↓

今回は、全49組 の応募の中から1次予選を突破した会社それぞれの広報担当者に、自社商品へ込めた想いや大会への意気込みを語っていただきました。


大切な人へ。選ぶ過程も楽しい/Petit Cadeau(田園調布学園高等部)

まずはフレグランスハーバリウムを販売するこちらのチーム。

当社「Petit Cadeau」が販売する商品はフレグランスハーバリウムです。当社では「ちょっぴりスペシャルな贈り物」というコンセプトのもと、通常の完成品ハーバリウムの販売はもちろん、お客様自身で手作りが可能なキットタイプでの販売、季節に合わせたレイアウトのユニークなハーバリウムの販売、またラッピングサービスも行い、一味違う贈り物に最適な商品となっております。本商品の最大の特徴は、瓶の形、花材の色、リードスティックの色、香りをお客様がお好みに合わせてカスタマイズすることが可能な点で、その組合せの総数はなんと3000通り以上にもなります。

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今までの「同じ学校の友達同士」という関係から「同じ会社の社員同士」という関係に変化していく過程で人間関係のトラブルや、二つの意見で衝突したりと多くの問題が発生し、大変苦労している部分はありますが、「何よりもお客様を幸せにしたい」という社員全員で共有している信念を第一に会社を運営して参ります。(Twitter:@P_Cadeau_info / Instagram:petitcadeau_info

九州・日田杉の温もりを/nine.5(福岡雙葉高等学校)

続いて、九州・日田杉を用いた商品を考案したこちら。

家で過ごすことが多くなったこの季節、日常に木の温もりをプラスしませんか?天然杉を使った「かしつ木〜Life with Wood〜」それは自然の持つ優しい質感で私たちの暮らしに癒しを与えてくれるはず。木目が美しく香りも良い日田杉を使用しており、和洋どんな部屋にも合います。それだけでなく、容器に水を入れて加湿器にしたり、水にアロマを足して香りを楽しんだり、アクセサリースタンドとして使ったり。ぜひあなただけの使い方を見つけてください。nine.5は地元九州の一次産業を応援したいという思いから、活動を始めました。日田杉を使った商品を販売することで、その魅力を多くの人に知ってもらい、林業の活性化に繋げたいです。

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また、売り上げの一部は九州豪雨の被災地に寄付する予定です。創り上げていくなかで友人と意見が割れることもありますが、感性が違うからこそ生まれるものもあります。毎日の生活の中で、ふとした瞬間にほっと一息つくきっかけになる。あなたにとって「かしつ木」がそんな存在になれることを願っています。(Twitter:@nine_5ahk/Instagram:futaba_nine.5

SDGsを考えた食品詰め合わせ/食杜北杜(山梨県立北北杜高等学校)

山梨県から、食品の詰め合わせを届けるこちらのチーム。

食杜北杜は、「住み続けられるまちづくり」を目的として地産地消とSDGsを考えながら、高校生と地元の企業が協力して作った商品です。今回販売する商品は、食杜北杜の詰め合わせや各協力企業のセットがあり、個人向けや家族向け、パーティー向けの詰め合わせとなっています。私たちが苦労したことは、北杜市の素材を活かした商品を作るうえで、味や触感などを工夫するのが大変だったことです。グループワークでは、意見の出し合いやコミュニケーション力が求められ、まとめることが難しく、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。これからのリアビズでは、トラブルも起きると思いますが、柔軟に対応しお客様に満足していただけるサービスの提供を目指し、授業で学んできた知識を生かして優勝へ向かっていきたいと思います。(Twitter:@syokutohokuto / Instagram:syokutohokuto

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テレワークで需要急増のアレ/Land Stand Origin(東京都立第五商業高等学校)

次は、高品質スマホスタンドを考案したこちらのチーム。

弊社(LandStand Origin)は、コンパクトかつ今までに無かった期待が高まるスマホスタンドを作ります。具体的には、高品質な革×スマホスタンド+MagSafe(iPhone12 シリーズ対応)といったコンセプトです。国立(くにたち)にある国立商店と協力して職人が1つ1つ丁寧に商品を制作していきます。今回この大会に参加した理由は、コロナ鍋でテレワーク需要が高まり、PC・スマホ関係の製品の需要が高まりいろいろな製品が増えて、自分たちもこういった製品を作ってみたいと思いました。現在、試作品を制作していますが、MagSafeに対応させることが難関となっています。また、資金面も厳しい状況です。でもそれらの壁を越えていくのが難しい反面やりがいを感じます。マーケティング調査をした結果iPhone12miniに対応したものや、MagSafeに対応したスマホスタンドは現在需要が高まっていることがわかりました。消費者のニーズに応えられるよう、今までにない製品を作りたいです。(Twitter:@Landstand_us / Instagram:landstandorigin

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お届けするまで丁寧に/Anela(那覇商業高等学校)

前編最後にご紹介するのは元気いっぱいに商品を語ってくれたこちらのチーム。

私たちAnelaは沖縄県の元気で明るい高校生10人で構成されています。高校生ならではの視点を活かして活動しており、デザインは、すべて0から考えたオリジナルデザインとなっています。ファストファッションがはやりの現代において、私たちは受注生産をすることで、時間はかかりますが、環境に優しい企業にするという経営理念を掲げています。また、購入していただいた方には、手紙を通して私たちの思いを伝えようと、1枚1枚手書きで対応する予定です。一つ一つに思いを込めて商品を提供するということから企業名を「ANELA」にして、ハワイ語で天使という意味が込められています!販売する商品はパーカー、スウェット、Tシャツ、スマホケース、ステッカー、LINEスタンプの6種類です。すべてANELAオリジナルのデザインを入れており、ブランド価値を高めるため、「ファッションショー」も企画しておりその様子をインスタやツイッターで、広げていきますので、是非ご覧になってください。

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衣類は、当初予定していた仕入価格より高くなってしまい収支計画の見直しや、在庫を抱えて大量廃棄をしないために受注生産が可能な仕入先を決めるのに時間がかかり苦労しましたが、行動していくことで徐々に私たちの夢が実現に向かっています。
最後に!!!私たちの売上の一部を「沖縄美ら島ゆいまーる」に寄付する予定です。みんなにやさしいブランドを目指しています。ANELAをよろしくお願いします。(Twitter:@Anela_nasho/Instagram:anela_nasho)

高校生起業家たちはまだまだ登場

いかがでしたか?

「お客様を幸せにしたい」「地域を盛り上げたい」など、それぞれのチームがそれぞれの言葉で語ってくれた想いはどれも真剣そのもの。そしてそれぞれのチームの色も出ています。

模擬起業とはいえ苦労や悩みは私たちも「そうそう」と共感してしまう部分も…。

彼らが考案した商品は皆様も購入することができます。
欲しいと思ったものがあれば、ぜひ見てみてください!

後編でも熱い高校生起業家たちが登場します!
お楽しみに!