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【イベントレポート】女子は投資に向いている?お金を話してわかったこと

こんにちは。ひふみラボ編集部です。

6/25、ひふみ投信の女子勉強会が開催されました。今回は参加者が主体的に参加するワークショップ形式で、テーマは「お金を話そう!」です。女性限定の勉強会でしたが、どんな学びの場になったのでしょうか?

レポーターは、5月の「落語×投資」イベントレポート(こちら)に続きまして、yotsu(ハンドルネーム)さんです。イベント参加者の目線で書いていただきます!

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こんにちは。ゲストレポーターのyotsuです。

前回参加した「落語×投資」イベントでは、笑いながらお金や投資のことを身近に考える機会をもらいました。さらにこれからのお金や投資について考えて、知るきっかけになれば、と思い、今回のイベントも参加してみることにしました。

チェックイン(自己紹介)

最初に受付で引いたくじによって5〜6人ずつ、4つのテーブルに分かれて座りました。

「ニックネームと偏愛するものを書いてください」と、紙とペンを渡されて、まずはそれを使っての自己紹介です。私は、エレカシ(エレファントカシマシ)と書きまして、「ライブが近いので、偏愛度が上がってきています」と、嬉し恥ずかしニヤニヤと説明する形に。

そう、皆さん自分の好きなものを語る時には自然と笑顔になるので、こうやって場が和むんですね。中には「諭吉」と書かれていた方もいて、「いずれ“栄一”になります♡」と爽やかにおっしゃるので「さすが!👏」と盛り上がりました。

私たちのテーブルは、投資未経験者から運用資産のチェックが日課という方までいましたが、共通の関心事「お金」に集まったご縁もあって、とても話しやすい空気になりました。

進行は、レオス・キャピタルワークスの白水さん。

会社とひふみ投信についての紹介から、レオスが運用する「ひふみ投信」が日本で最大規模のアクティブファンド(※)に成長していること、個人投資家からの直接投資が多く信頼が厚いことなど。私自身もひふみに投資をしていますが、改めて現状を知る機会にもなりました。こういったセミナーもひふみの特徴である「顔の見える投資信託」の活動の一貫なのですね。

※アクティブファンドとは:株価指数への連動を目指すインデックス型に対し、ファンドマネージャーの目利きによって市場平均を上回る運用成績を目指すもの

続いて、日本と欧米とのデータ比較から、日本人と「お金」に迫ります。

日本人はこんなに「お金」が大好き

家計の金融資産構成比を見ると、日本では「現金・預金」が52.5%と家計の半分以上を占めるんですね。米国13.1%、欧州33.0%と比べて極端に多いのです。しかもその現金・預金額は約960兆円と言われています。国家予算の何倍もの大金が、動かずに眠っているんです。

日本人はお金(現金・預金)が大好き。超低金利時代にあって、貯金だけでは資産は増えていかないのに。米・欧との比較をしても、投資の実践の差がその後の資産の差に顕著なのですが、日本の文化や価値観がそうさせているのか、知識がないだけなのか、そこはもったいないと思ってしまいます。

「お金」って何だろう?から考える

クエスチョンです。あなたはどのくらい当てはまりますか?ということなのですが……

 □ 「投資」はお金持ちの人のためのものだと思う
 □ 日本人は他国の人に比べてお金に対して清く正しい
 □ お金のことを友だちや家族とは話しづらい
 □ きちんと貯金をしなくてはいけないと思う
 □ 働くことはストレスと時間をお金に変えることだと思う

会場でもちらほら手が挙がりましたが、日本人にありがちな、思い込みに影響されちゃう質問なのかもしれません。そもそも、私たち日本人は貯め込むほどお金が好きなはずなのに、教育でも日常でも、積極的に話題にしてこなかったって、ちょっとおかしいですね。もっとオープンに話して、身近に考えていけばよいはずです。

ワークショップでは、お金に関するいくつかの問いから、グループごとに話し合いながら、考えていきます。

Q1 「お金は好きですか?」
  1.好き /2.わからない /3.嫌い

私たちのグループは総じて「好き」という答えになりました。捉え方は様々ではありましたが、なかでも印象的だったのは、「お金はありがとうの対価。お金が増えるということは、それだけキラキラしたモノが増える感覚」というご意見。なるほど、お金の価値をイメージに換えるとポジティブな感情になってくるように思えました。

「お金」の機能と捉え方

一般的に、お金の機能は「1.価値の尺度」「2.交換の手段」「3.価値の貯蔵」の3つと言われているそうです。これらが備わっていなければ、現代社会は成り立ちません。

でも、別の捉え方をしてみるとどうでしょうか?

お金はエネルギーの缶詰である、という例えは、とてもしっくりきました。

労働や時間、思いなど過去の経験からできたお金が「過去の缶詰」に入っている。と同時に、未来への可能性を広げることができる「未来の缶詰」への原資と考えることができます。過去のお金に囚われるのではなく、エネルギーとして未来を見据えれば、ワクワクして「好き」と言えそうです。

「お金」があれば、幸せ?

次の質問です。

Q2:お金がある人は、幸福だと思いますか?
  1.そう思う /2.わからない /3.そう思わない

一概には答えられない、難しい問いです。皆さんからは「そのお金の使い道がある人は幸福」「お金と幸福は別物」「お金がなくても幸福な人はいる」など、「わからない」「そう思わない」寄りの意見が多かったです。

お金好きな女子たちが、お金持ちについて考えてみたら、思いがけず「幸福はお金だけじゃない」とみんなが思っていることがわかりました。これは新しい気づき!? そして、自ずと話題は「幸福の価値観」にシフトしていきます。

「人生に目的があり」「愛情に恵まれ」「健康である」ことが幸福の条件だとすれば、お金は絶対条件ではないけれど、ある程度は必要というのも確からしいこと。お金の最低条件には女子会ならではの厳しい意見も飛び出しつつ、そこから先は、それぞれ個人の価値観であり人生観の範疇です。

必須条件となるお金はどれだけなのか、お金があったら何に使うと幸福なのか。それを常に意識しておくことが、人生の幸福度にも、お金を考える上でも大事なことであると、気づかされました。

「ペットボトル」から経済を考える

Q3:コンビニでペットボトルのお茶を買いました。値段は150円。そのお金はコンビニのレジに収まったあと、いったいどこに行くのでしょうか?

これは想像力が試される質問です。リアルなお金の行き先としては、コンビニの売上、銀行、バイトの給料、はたまた別の商品の仕入れに。逆上れば飲料メーカー、ペットボトルの資材、パッケージのデザイン、その他製造、宣伝、輸送費……様々な意見が出ました。他のグループからは茶葉生産農家、茶畑の土にまで思いが広がっていました(笑)。

普段何気なくつかっているお金の先を考えること。子ども向けワークショップの場合は、もっと答えが出てくるそうですが、大人女子にとっても思考の柔軟体操のようでした。

これは日々の「消費」を通して、自らが関わる「経済活動」を実感してみようというもの。経済とは消費と生産をつなぎ、お金を通じて社会全体が支え合うことであると言えるのです。こうした「互恵関係」をイメージできると、どんな消費も社会とつながっていることがわかります。

また、ペットボトルのシュリンクラベルの技術を持つのは日本の会社で、世界でもシェアを誇る優良企業だと聞いて、投資家としての目線も磨かれていきます。ペットボトル一つとっても、日本のものづくりアイディアや、世界に通用する技術があり、成長する会社を見定めていくことができるんですね。投資運用会社らしい観点も伺うことができました。

チェックアウト(感想)

ここまで、お金に関する質問について話し合ったり発表したり、あっという間でした。最初の方は、女性ならではのお金に対する漠然とした不安も見え隠れしたのですが、最後には皆さんどこかスッキリされていたよう。

「女性同士だと意見が出やすい」「今まで考えたことがなかったことを知ることができて嬉しい」「投資や金融関係セミナーはいつも一人参加、誰ともしゃべらず孤独だったけど、今日は楽しかった!」など、どれも納得の感想でした。私自身も、お金は未来の缶詰であるという考えに触れて、お金や消費をポジティブに捉えられるようになりました。逆に不要な支出を見直すきっかけにもなりそうです。

また、実は女性の方が、日頃から未来のためにお金を使っているのでは、とも感じました。美容や健康に積極的な女子も、家族のためにお金を使うことが多い主婦も、仕事をがんばって趣味に投じる時間とお金を確保することも、日々小さな投資を実践しているといえますよね。

楽しくも真剣な皆さんから刺激もいただき、とても充実した勉強会でした。ご一緒した皆さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

これからも、「お金を話そう。」

今回の勉強会は、ひふみのファンドマネージャー・藤野英人さんの本から、一部をとり上げたワークショップでした。

この本を読んで自分と対話していくことで、アタマが柔らかくなって、お金に対する感度を鍛えることができそうです。家族や身近な人と「お金を話す」きっかけにもしてみたいです。

(ゲストレポーター:yotsuさん →noteはこちら

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