B.LEAGUE(Bリーグ)一部昇格を目指して!熱き闘いの2日間
こんにちは。ひふみラボ編集部です。
当社がオフィシャルパートナーをつとめるB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、「西宮ストークス」のレギュラーシーズンホーム最終節が2022年4月30日(土)・5月1日(日)にひふみ冠試合として開催されました。
熱い闘いが繰り広げられた2日間の様子を経営企画&広報・IR室の仲岡がレポートします!
オフィシャルパートナーとなった背景はこちら↓
最終節、熱き闘いの2日間
対戦相手はB2首位の香川ファイブアローズ。勝敗の結果によってはB1昇格の可能性が残る西宮ストークスにとってカギを握る試合はホームである兵庫県での開催となりました。
会場は播磨町総合体育館です。
B.LEAGUEの試合はどの体育館でも開催できるわけではなく、ゴールや観客席設備などの要件が定められています。残念ながらホームタウンである西宮での開催はできなかったのですが、たくさんのストークスブースター(ファンは「ブースター」と呼ばれます。)が駆け付け、会場は試合開始前から熱気に包まれていました。
試合開始のティップ・オフを待つ視線が集まるなか、ひふみ冠試合のパートナーを代表して、当社チーフリスナーの仲木から、人それぞれの「ゆたかさ」に満ちた人生を歩んでいただくお手伝いを、そしてスポーツを通じて、幸せの分母を増やし、日本を元気にしたいという想いをお伝えしました。
子どもたちのまぶしい笑顔
会場についてまず目に飛び込んできたのは、たくさんの子どもたちの姿でした。
体育館の前の広場ではキッチンカーに並ぶご家族、水場で遊ぶ小さなお子さん、バスケットボールを楽しむ小学生たち。コロナ禍でなかなか自由に行動できなかった中、2年ぶりの制限なしのゴールデンウィークということも重なってか、子どもたちの姿がとても眩しく映りました。
今回はオフィシャルパートナーとして播磨町の小学生とご家族を対象に100名のご招待の応募を募っていただいたところ、わずか8分で枠が埋まり、急きょ100名分を追加して計200名をご招待させていただきました。地元でのストークス人気が伝わってきます。
スポーツを通じて感じること、ご家族やお友達との楽しい思い出が子どもたちの胸に刻まれるお手伝いとなっていれば、オフィシャルパートナーとしても嬉しい限りです。
地元密着のスポーツイベント
会場では、試合開始前からイベントが行なわれます。
今回は地元、播磨のダンスチームの活気あるダンス披露が続きました。ダンスもコロナ禍で発表の場が制限され、このような地元スポーツの試合が練習の成果を発表する貴重な機会になっているそうです。
ここでも子どもたちのキラキラした姿と小さな身体から繰り出される圧倒的なパフォーマンスに目と心を奪われました。
そしてここで、応援グッズの「ハリセン」が登場します。
今回は、ストークスの各選手の似顔絵とコメントが書かれたハリセンを私たちから提供したのですが、ブースターの方々に「もったいなくて思い切り叩けない!」と言われるほど好評でした!
バスケットボールの試合は、ホームとアウェイで選手たちにとって大きく環境が変わります。
ホームチームの会場ではホームチームの応援一色と言っても過言ではないほどです。今回はストークスのカラーであるグリーンに会場が染まっていました。ストークスのスローガンは「AII GREEN」。
ALL GREENは、ロケットの打ち上げや飛行機の発進時、全てのチェックを終えたクルーが、「異常なし、準備完了」を表す言葉として使われています。
「ファンのみなさんとスタートする全ての試合も、この街で行なうすべてのアクションもきっちりと準備をし、小さな問題にも目を向け、ひとつずつひとつずつクリアしていく姿勢をみせていく」という想いが込められています。
私は今回がB.LEAGUEの試合初観戦だったのですが、会場内はデジタルサイネージや音響などとても華やかで、エンターテイメント性も高く、観客の気持ちも盛り上げる工夫がたくさん施されていることに驚きを感じました。
また、野球やサッカーより選手との距離が近く、自分もコートで一緒に戦っているような感覚も覚えました。ストークス応援ムードの中、いよいよティップ・オフ!
B2首位を走る香川ファイブアローズを相手に苦しい展開
この日(4/30)、ストークスはシュートがなかなか決まりません。
バスケットボールで試合の流れを変えるのはディフェンスと言われますが、そのディフェンスも香川ファイブアローズの勢いに押され、前半の1Qと2Qは差がついたまま時間が過ぎていきます。
ハーフタイムではダンスチームのパフォーマンスをはさみ、後半戦に入ります。
ここでいったん流れが変わります。ストークスもシュートが決まりはじめ、スリーポイントも美しい弧を描きながら入りはじめます。
コートを駆け巡る選手たちの動きはとても迫力があり、応援にも熱が入ります。ストークス、ファイブアローズともにスリーポイントの応酬となる場面もあり、3Qは63-40で最終の4Qを迎えました。ストークスは選手も入れ替えながら、オフェンス・ディフェンスともに最後まで粘りを見せますが、ファイブアローズの勢いが止まらないまま、追いつくことができず80-62で熱い戦いに幕がおりました。
この結果をもって、香川ファイブアローズのB2優勝が決定しました。
ストークスにとっては残念な結果になりましたが、ストークスのブースターも含め会場全体でファイブアローズの優勝を称えました。共にシーズンを戦ってきた相手をお互いに称えあう姿と、会場の一体感に「これぞスポーツマンシップ!」と心を打たれました。
翌日の5/1はストークスがファイブアローズに勝利し、ひふみ冠試合は1勝1敗の結果となりました。ストークスはプレーオフに進んだのですが、熊本ヴォルターズに惜しくも敗れ、B1昇格の夢は来季に持ち越しとなりました。
スポーツを通じた地域の発展
試合を観戦して特に強く感じたことは、地域との繋がりでした。
地元で人気の飲食店が会場に出店して賑わっていたり、会場には地域の子供たちの笑顔が溢れていました。ストークスは2024年、神戸港に完成する新アリーナに本拠地を移す予定となっており、チームの成長と神戸の発展に期待がかかります。
子どもたちの夢と希望を乗せて、頑張れ!ストークス!