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一人でも多くの障がい者雇用を創出する ひふみの社会科見学・エスプール

日本で唯一のサービスを提供する先進性

社会課題や付随する企業の経営課題を、革新的なアウトソーシングサービスによって解決している株式会社エスプール。グループ子会社である株式会社エスプールプラスは、「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」を企業理念とし、農園運営を通じて障がい者の働きやすい職場を創っています。埼玉・千葉・愛知にて17の農園を運営する、日本で唯一のサービスです。

今回の「ひふみの社会科見学」では、エスプールプラスの「わーくはぴねす農園」がある千葉県茂原市へ訪問します。

(2019年8月2日/千葉県茂原市 株式会社エスプールプラス/レポーター:マーケティング・広報部 松永崇志)

「ひふみの社会科見学」とは?

「ひふみの社会科見学」とは、投資信託「ひふみ投信」の残高をお持ちの個人投資家の方が、レオス・キャピタルワークスのメンバーと一緒に、実際に企業へ訪問し、現場の空気や働く人、商品、サービスなどに触れ、経済や投資、企業を身近に感じていただく見学会のことです。

“投資する”ということは単にお金を出して金銭的なリターンを得ることだけではありません。投資の本質とは、企業活動とそこに関わる人々を応援し、経済全体へ貢献していくこと。訪問先の企業で働く方の思いや企業の持つ技術力などに触れながら、投資という行動がどのような循環で社会に貢献していくのか、その一端を体感いただくことが目的です。

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ユニバーサル就労支援とは?

茂原駅から、わーくはぴねす農園へ。当日は30℃を超える非常に暑い中ではありましたが、お申込みいただいた全員の方にお越しいただきました!

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まず、今回エスプールの社会科見学を提案した当社シニア・アナリストである佐々木靖人よりご挨拶がありました。

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佐々木:
「エスプールさんの農園を通して持続可能な障がい者雇用を実現するというビジネスモデルは非常に先進的で、競合他社はほとんどありません。ただ純粋に障がい者雇用をするだけではなく、安全・清潔な環境でやりがいを持って働いてもらう、素晴らしい取り組みを是非間近で見ていただければと思います」

続いて、株式会社エスプールの取締役で社長室・子会社担当の荒井直様より企業紹介がありました。

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荒井様:
「本日は暑いところお越しいただき大変ありがとうございます。当社は社会課題の解決をミッションとしており、創業から今年でちょうど20年目を迎えました。近年では『ユニバーサル就労支援』と題して、シニア、障がい者、主婦(ひとり親)、若者(未経験者)といった、働きたくても働くことができない方々に雇用機会を提供しています。また、雇用創出を通じた地方創生にも力を入れています。」

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荒井様:
「有効求人倍率は1.5倍を超える高水準であり、仕事は増えています。しかし地方の雇用では飲食や小売、介護などのサービス業や建設業が多く、事務系の求人が多くありません。そこで人口10万人以下の地方都市に絞ってコールセンターを開設することで、主婦や若年層の方々を中心に雇用を創出しています。コールセンターも普通の雑居ビルに作るのではなく、例えばショッピングセンターの中におしゃれなカフェのような形のコールセンターを作ることで、通いやすい職場作りを目指しています」

就労支援や地方創生は国や地方自治体、ボランティアによる活動等を通して行なうイメージが強いかもしれませんが、エスプールでは事業活動を通じて持続可能な形式で取り組まれていることが特徴です。

今回訪ねたエスプールプラスでは農園運営を通じて知的障がい者の方を中心とした雇用を創出し、農業の活性化にも寄与しています。

近年、農業の高齢化や労働力不足の問題に伴い、障害者を活用した農業に注目が集まっています。農作業は障害者にとって身体的・精神的にも適していると農林水産省のデータにもあり、人との関わりの中で農作業を行うことは社会性の向上やスキルの習得にも繋がります。

また、エスプールと契約している各企業が必ず配置する農場長は、近隣の定年退職者や、自社の再雇用としても雇用ができるため、シニア雇用の活性化につながっているのだそうです。

やりがいを持って働きやすい環境の農園

当日は猛暑ということもあり、農園見学とセミナーを交互に実施することになりました。

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エスプールの大橋様のご案内で、実際に障がい者の方が働かれているビニールハウスに入りました。

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大橋様:
「こちらのハウスでは障がい者3名に対して、管理者1名のチームを組んで作業をしています。土埃が舞わないよう土を表面に露出させずに、安全・清潔をモットーに野菜作りを行なっております。また作業15分毎に休憩を挟み、水分や塩飴を補給することで熱中症予防に注意しています」

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実際に作業をされている障がい者の方からもお話を伺うことができました。

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渡辺様:
「私はここで働いて4年ほど経ちました。今まで仕事を休んだことはなく、日々楽しみながら仕事をしています。作るのが好きな野菜はクウシンサイで、食べるのが好きな野菜はキュウリです。自分で作った野菜を両親にプレゼントしたらとても喜んでくれました!」

障がい者の方が嫌々仕事をやらされているのではなく、やりがいを持って働きやすい環境で働いている様子を間近で見ることで、参加者の皆さんも納得されていました。

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ビニールハウスの外では、新しいビニールハウスの建設作業を見ることができました。エスプールの理念やビジネスモデルに賛同した全国の企業から依頼が絶えず、急ピッチで建設が進んでいるそうです。

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クイズ形式でセミナーがスタート!

一旦セミナールームへ戻ると、今度はクイズ形式でセミナーが始まりました。

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なんと、こちらの農園では40種類もの野菜を作ることができるそうで、皆さんとても驚いていました。

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大切に栽培された野菜は子ども食堂へ寄付されたり、社員の方々に配布されたり、都内の高級レストランでも使われたりしているそうです。

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エスプールが持つ全国17の農園で働く障がい者の方々はなんと1,200名もいて、これは日本一の数字なんだそうです。

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そうした実績により契約している顧客企業は230社を超え、ここ8年間の契約継続率は98%という驚異的な数字を記録しています。

働く障がい者の方が多いだけでなく、約半数の障がい者が仕事のミスマッチ等が原因で1年以内に辞めてしまっている中で、エスプールの運営する農園の離職率は8年間で8%以下と、持続的にやりがいを持って働く環境を提供しているのです。

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加えて、こうした障がい者雇用や地方創生などは国や地方自治体からの助成金に頼っている企業が少なくないのですが、エスプールの収益は農園を利用する顧客企業からの売上のみで、助成金に頼らない独立したビジネスモデルとなっているのが特徴です。

いよいよ野菜収穫体験

最後は再びビニールハウスへ移動し、いよいよ野菜収穫体験が始まりました!

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クウシンサイや小松菜など、たくさんの野菜を収穫することができて、暑い中でしたが皆さんとても楽しそうでした!

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アナリストの佐々木も新鮮な野菜を収穫してこの笑顔!

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佐々木:
「とても暑い中でしたが、参加者の皆さんと一緒に野菜を収穫することができ、非常に楽しませていただきました。実際に働いている障がい者の方とコミュニケーションもできて、よりエスプールさんの素晴らしい理念に共感していただけたかと思います」

現場での体験で大きな学び

参加者の皆さんからは様々なご感想をいただきました。

「社会貢献だけでなく、独立したビジネスモデルとして継続されていて、とても素晴らしい会社だと思いましたし、クイズを交えながらのセミナーも楽しかったです」
「実際に障がい者の方からお話を聴くことができて、栽培されている野菜の収穫体験までさせていただき、とても満足度が高かった」
「安全と清潔に気をつけながら楽しく働いている様子を見学できました。エスプールさんの努力を今後も応援していきたいです!」

普段見ることができない農園内部の様子を見学して、障がい者の方と交流することができました。さらに栽培されている野菜の収穫もできて、お客様も大変満足されていました。

エスプールの皆様、そしてお越しいただきました皆様、ありがとうございました!

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今後も、ひふみ投信では、定期的に社会科見学を行なっていきます。ぜひ、皆様のご参加もお待ちしております!(社会科見学はひふみ投信のお客様限定のイベントになります)


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※個別銘柄の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。
※組入れをお約束するものではありません。

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