ひふみラボ note

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示等 https://bit.ly/2On4z9V

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投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示等 https://bit.ly/2On4z9V

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    投資家と考える10歳からのお金の話

    レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみ金融経済教育ラボ,遠田 おと,伊藤 和人(seesaw.)

記事一覧

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #05

お金儲け第一主義以外の角度から見る投資の話

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #04

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #03

高校生起業家たちがリアビズで賞以上に得たもの

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #02

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #05

前回はこちら↓ 第一章 勉強嫌いのガキ大将 (3)折原家と不二道孝心講(続き)富士講教主から絶縁を言い渡された後も、友右衛門たちは黙々と〝行〟を続けた。 明治一一年(一八七八)には、埼玉県庁付近の土木工事を〝土持〟の行として行っている。 これに対し、名県令として知られた白根多助(しらねたすけ)は「至誠報国不二道孝心講」と書いたのぼりを贈って労をねぎらった。友右衛門がいかに感激したかは、彼の戒名が至誠院報国孝心居士であることからも知れる。 明治一七年(一八八四)からの皇居内工

お金儲け第一主義以外の角度から見る投資の話

バンドマンで投資家のヤマザキOKコンピュータさん(ヤマコンさん)による連載の第2回です。 今回は、投資の「お金だけじゃない側面」について、ヤマコンさんの体験から語っていただきました! バンドの海外ツアーでお金との向き合い方を考えた 2020年6月に、拙著「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」が発売された。 タイトルの長いこの本は自分が想定していたよりもずっと遠くまで飛んでいって、あっという間に第4刷。流れ流れた先でレオス・キャピタルワークスのみなさんの目に留

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #04

前回はこちら↓ 第一章 勉強嫌いのガキ大将 (2)折原家と不二道孝心講静六の祖父折原友右衛門は傑物であった。 静六はこの祖父に最も大きな影響を受けたことを、自叙伝『体験八十五年』の中でわざわざ言及しているほどだ。 そんな友右衛門には深く信仰しているものがあった。不二道といい、江戸時代隆盛を極めた富士講の流派の一つである。 多種多様な神仏を敬う日本人の宗教観は、およそ世界の常識とはかけ離れているが、江戸時代はそれが顕著であった。幕府はキリスト教を禁止していただけで、民間信仰に

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #03

前回はこちら↓ 第一章 勉強嫌いのガキ大将 (1)折原静六本多静六は慶応二年(一八六六)七月二日、武蔵国埼玉郡河原井村(現在の埼玉県久喜市菖蒲町河原井)の農家に、父折原長左衛門(通称禄三郎)、母やそとの間の六番目の子(三男)として生まれた。大学生の時、本多家に養子に入っているが、それまでは折原静六である。 八人兄弟であったが、三人は早世し、一〇歳の頃にはすでに兄が二人、姉が一人、妹が一人になっていた。幼くして命のはかなさを感じ、世の無常をかみしめるのは、当時のこの国の日常で

高校生起業家たちがリアビズで賞以上に得たもの

こんにちは。ひふみラボ編集部です。 レオス・キャピタルワークスが協賛した高校生模擬起業グランプリ「リアビズ」が半年間の大会を終え、3月7日に表彰式が行なわれました! こちらのひふみラボnoteでも3回にわたり高校生たちの熱き想いをお伝えしてきました。 記事はこちら↓ オンラインで行なわれた表彰式では、銅賞・銀賞・金賞そしてグランプリが発表され、参加チームそれぞれが大会を通して直面した困難や、衝突、そしてリアビズで学んだことを振り返りました。 高校生たちが賞以上に得た

【北康利連載】若者よ、人生に投資せよ 本多静六伝 #02

前回はこちら↓ プロローグ 永遠の森 (2) 本多はいわゆる生来の天才ではなかった。秀才でもなかった。ひたすらに努力の人であった。「人生即努力、努力即幸福」という彼の言葉が、そのことを雄弁に物語っている。幼いころの勉強嫌いを克服し、圭角(けいかく)のある性格を矯正し、早くに人生計画を立て、よい習慣を身につけて実践していった。 彼の造林学と人生計画には似通ったところがある。まずその環境に適した森林の理想型を頭に思い巡らす。寒冷地に暖帯の木を植えても早晩枯れる。自分の能力や環境