ひふみラボ note

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示等 https://bit.ly/2On4z9V

ひふみラボ note

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示等 https://bit.ly/2On4z9V

リンク

ウィジェット

  • 商品画像

    投資家と考える10歳からのお金の話

    レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみ金融経済教育ラボ,遠田 おと,伊藤 和人(seesaw.)

記事一覧

マンガでわかる「ニューヨーク証券取引所」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #33

マンガでわかる「ニューヨーク」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #32

マンガでわかる「ハンバーガー」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #31

マンガでわかる「変動為替相場」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #30

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #29

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #28

【高校生×起業】将来の選択肢が広がるリアルなビジネス体験 「もっとこうなればいいのにな」が起業のチャンス!

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #27

マンガでわかる「投資信託」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #26

マンガでわかる「自動ドア」のはじまり

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #25

マンガでわかる「ニューヨーク証券取引所」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう! 登場人物 第8話 ニューヨーク証券取引所のはじまり 音声付きの

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #33

前回はこちら↓ 前回までのあらすじ 豊田正作の妨害工作で金次郎はやる気を失い、危機に瀕した桜町仕法であったが、余人をもって代えがたい存在であることを再認識した藩庁と領民の支持の下、金次郎は仕法に復帰。成田山参籠や小谷三志との出会いによって金次郎の思想はさらに成熟の度を増し、思想爆発と言われる過程を経て後世に残る報徳思想が完成を見るのである。 第33回 青木村仕法桜町仕法の第1期が修了した頃から、金次郎の再建家としての名声は近在に聞こえ始めた。 すると近隣諸藩諸村からも仕

マンガでわかる「ニューヨーク」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう! 登場人物 第7話 ニューヨークのはじまり 音声付きの動画はこち

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #32

前回はこちら↓ 第三二回 至誠・勤労・分度・推譲『三才報徳金毛録』の哲学的世界観を、仕法をする際、農民に一から説いても理解できる者は少ない。そこで彼は報徳思想を報徳仕法に反映する上でのキーワードを強調して説明するようになった。 特に重要なのが、すでに何度も登場している「至誠・勤労・分度・推譲」の四項目だ。 富田高慶は『報徳論』の「自叙」で と述べており、この四項目が重要だと世間に広まったのも、ここから始まっている。 繰り返しになるが、以下再度解説しておきたい。 「至誠

マンガでわかる「ハンバーガー」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう! 登場人物 第6話 ハンバーガーのはじまり 音声付きの動画はこち

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #31

前回はこちら↓ 第三一回 三才報徳金毛録『三才報徳金毛録』には彼独特の世界観が円の図をもって体系的に示され、最後に報徳仕法実施上の要点が記されている。 思想爆発の集大成だけあって極めて難解なものであった。 金次郎は「一円相」について、「混沌」→「開闢(かいびゃく)」→「輪廻(りんね)」の順に論理を展開している。 まず「混沌」だが、それはまさに読んで字の如く、何ものでもない「空」の状態であり、すべての出発点である「大極」である。 ちなみに金次郎は中国の陰陽思想の説く「太極」と

マンガでわかる「変動為替相場」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう! 登場人物 第5話 変動為替相場のはじまり 音声付きの動画はこち

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #30

前回はこちら↓ 第三〇回 君臣具わって一騎と成る小田原に召還された豊田のその後だが、赴任前、彼に金次郎の仕法を邪魔しろと言っていた上司たちは手のひらを返したように知らぬふりを決め込み、豊田は案に相違して冷遇された。 サラリーマンが上司からハシゴを外された時ほど惨めなものはない。 (私が愚かだった……) 憑(つ)き物が落ちたように目が覚めた。 そんな天保元(一八三〇)年、失意の中にいる豊田のところに、なんと金次郎から桜町でとれた大豆や小豆、ゴマなどが届いた。これには驚いた。

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #29

前回はこちら↓ 前回までのあらすじ 豊田正作によって桜町仕法が妨害工作に遭い、辞任を申し出るも受理されず、進退窮まった金次郎は出奔。成田山に参籠する。金次郎を失って改めてその存在の大きさに気づいた領民と藩庁は豊田を離任させ、再び金次郎に仕法の継続を委ねることとなった。 第二九回 徳をもって徳に報いる  金次郎は、成田から帰ってきた翌日から回村を始めた。 不動尊の御真言は「祈るところ必ず霊験あり」というものだ。 迷いを払拭してもらったことへの感謝の気持ちを忘れず、床の間に

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #28

前回はこちら↓ 第二八回 一円相開眼丁稚を大久保邸に行かせている間に金次郎は情報収集をし、照胤(しょういん)と言う僧に修行をお願いすることにした。成田山新勝寺中興八世として知られる名僧である。金次郎より一二歳最年長で、当時は五三歳であった。 金次郎の話しぶりから、照胤は彼が精神的に相当参っていることを理解した。そこでまずは平穏な精神状態に戻すべく断食修行を勧めた。 一日や二日ではない、なんとここから二一日間の断食修行がはじまったのだ。 初めの七日間で徐々に食事の量を減らし

【高校生×起業】将来の選択肢が広がるリアルなビジネス体験 「もっとこうなればいいのにな」が起業のチャンス!

こんにちは、ひふみラボ編集部 池田です。 スタートアップが注目されるようになって就業先としてもそれほど珍しくなくなってきましたが、自分で起業するとなるとまだまだハードルが高い…そんな気がするのは私だけでしょうか。 学校を卒業し、企業に勤め仕事をする。このような人生を送ることが当たり前になっているから、起業って難しそうだと感じるのかもしれません。今の仕事に不満があるわけじゃないけれど、「自分の好きな事ができているか」とか「この仕事は本当に誰かのためになっているんだろうか」と考

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #27

前回はこちら↓ 第二七回 成田山参籠文政一二(一八二九)年正月、金次郎は小田原藩の江戸藩邸に呼び出され、わずかな従者を連れて桜町を発った。 江戸藩邸で待っていたのは江戸詰の家老鵜沢作右衛門(うざわさくえもん)だ。鵜沢は栢山に親戚がおり、金次郎とは幼い頃から旧知の仲である。 いささか教養に欠けた人物であったようで、次のようなエピソードが残っている。 いかに自分の家臣とはいえ、〝無学〟との物言いはあんまりである。 ともあれ、鵜沢は金次郎をいきなり詰問した。 「名主たち連名の

マンガでわかる「投資信託」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう!   登場人物 第4話 投資信託のはじまり もっと知りたい!投資信

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #26

前回はこちら↓ 第二六回 小谷三志との出会いさすがの金次郎も、領内の対立がここまで深まっては自分の非を認めざるを得ない。陣屋で政務を執ることを一時やめ、自宅に謹慎し、文政一一(一八二八)年五月一六日、勤番辞職願(役儀願書)を小田原藩江戸屋敷に提出した。 長文の辞職願には、金次郎の苦しい胸のうちがつづられていた。 思い返せば桜町仕法は誠に厳しい日々であった。仕法開始直後の苦労をともにした代官の高田才治や主席だった勝俣真作は過労が祟(たた)ってこの世を去っており、横山周平も病

マンガでわかる「自動ドア」のはじまり

このマンガは、意外と知らないあるモノの始まりや起源について紹介するシリーズです。 身近なものや今では当たり前に存在するものでも、歴史を遡ってみれば誰かが発見したり、発明したものだとわかります。そうした人々の創意工夫や、実現させるまでの困難な出来事を知ることは、もしかすると未来を創造するヒントにつながるかもしれません。 投資信託の会社で働くキャラクターと一緒に、いろんなモノの「はじまり」を探しに行きましょう! 登場人物 第3話 自動ドアのはじまり 音声付きの動画はこちらで

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #25

前回はこちら↓ 第二五回 豊田正作の赴任赴任して四年目に入った文政九(一八二六)年、四〇歳になっていた金次郎の周辺に次々に問題が起こり始めた。 入百姓(他領からの移住者)を優遇する金次郎の政策が、元の領民との間に軋轢(あつれき)を生んでいたのだ。そうなると、せっかく入植してくれた人たちも居心地が悪くなる。同年三月四日、入百姓の善太郎が妻子あわせ一〇名で欠落(かけおち)し、懸命の捜索にもかかわらず行方がわからなくなるという事件が起きた。 同三月、野火が発生し、村有林が焼失。犯