ひふみラボ note

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっ…

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投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスの公式noteです。ちょっととっつきにくいと思われがちな「投資」のこと、「お金」のこと。本当の楽しさ、おもしろさを伝えたくて、あれこれ研究していきます。金融商品取引法に基づく表示等 https://bit.ly/2On4z9V

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    投資家と考える10歳からのお金の話

    レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみ金融経済教育ラボ,遠田 おと,伊藤 和人(seesaw.)

記事一覧

私たちは、もっと「お金」の話がしたい(3)

こんにちは、ひふみラボnote編集部です。 レオスは投資信託の運用会社ですが、私たちは投資について考えると同時にいつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金の…

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #11

前回はこちら↓ 第一一回 「積小為大」開眼農家の一大行事はなんと言っても田植えである。 例年この時期になると周囲の村人の協力も得て、苗代(なわしろ)で育てた苗を、…

私たちは、もっと「お金」の話がしたい(2)

こんにちは、ひふみラボnote編集部です。 レオスは投資信託の運用会社ですが、私たちは投資について考えると同時にいつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金の…

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #10

前回はこちら↓ 第一〇回 禁じられた夜の読書江戸時代というのは互助制度のしっかりした時代だった。 「五人組」という隣保(りんぽ)があり、相互扶助と治安維持に力を発…

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誰かの「正解」ではなく、自分に似合うものを選びたい【ファッション&投資 女性向け講座開催のお知らせ】

6/21(金) 19時から、ファッションと投資を一緒に楽しく学んでみようという講座を開催します。今の自分に似合うファッションを見つけ自分軸で生きるヒントをお伝えしたいと…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #09

前回はこちら↓ 第九回 父に続き、母をも失う金次郎は朝は暗いうちから早起きして田畑の世話をし、夜は草鞋(わらじ)作りをして一家四人の生計を支えようとした。だが父利…

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私たちは、もっと「お金」の話がしたい(1)

私は投資信託の運用会社で働いています。この会社では投資について考えることはもちろん、みんないつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金のことを知らずに良い…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #08

前回はこちら↓ 第八回 父利右衛門の死寛政一一(一七九九)年、金次郎は満一二歳になっていた。この年、三男の富次郎(とみじろう)が生まれている。母よしは乳をやらねば…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #07

前回はこちら↓ 第七回 栴檀は双葉より芳しある日、道仙がいつものように診察に行くと、金次郎が土間でせっせと草鞋を編んでいる。 「精が出るのう。それだけ編めば四、…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #06

前回はこちら↓ 第六回 病床に伏した父利右衛門口減らしとして、弟の友吉は寺に出された(しばらくすると寺の厳しい生活に耐えきれず逃げ出してくるのだが)。 利右衛門…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #05

前回はこちら↓ 第五回 酒匂川の洪水金次郎が生まれた頃の二宮家は、二町三反(一町は約一ヘクタール)の田畑を持つ、そこそこ裕福な農家であった。 祖父銀右衛門の兄万…

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初開催!オフィスでご家族やご友人と過ごす「レオスFamily&Friends day」

こんにちは、ひふみラボ編集部です。 3月20日にレオスで初めての「Family&Friends day」を開催いたしました! 2023年10月にオフィスをリニューアルしたこともあって、レ…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #04

前回はこちら↓ 第四回 暴れ川と飢饉との戦い金次郎が生まれた天明七年という年は、十一代将軍徳川家斉(いえなり)が就任し、前年に罷免になった田沼意次(たむらおきつぐ)…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #03

前回はこちら↓ 第三回 二宮金〝治〟郎誕生二宮金次郎は天明七(一七八七)年七月二三日の朝、小田原藩の相模国足柄上郡栢山(かやま)村(現在の神奈川県小田原市栢山)で…

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【叡王戦レポート】将棋を愛する人たちにレオス社員が勇気をもらった1日

 レオスが特別協賛を務める第9期叡王戦五番勝負が4/7(日)にはじまりました。  藤井聡太叡王に対し挑戦者となったのは同学年の伊藤匠七段、竜王戦、棋王戦に続く藤井八…

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #02

前回はこちら↓ 第二回 ねじ曲げられた真実明治維新後、彼の評価は一転する。 富国強兵殖産興業の大号令がかかったこともあって、急にもてはやされ始めたのだ。 農商務大…

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私たちは、もっと「お金」の話がしたい(3)

私たちは、もっと「お金」の話がしたい(3)

こんにちは、ひふみラボnote編集部です。

レオスは投資信託の運用会社ですが、私たちは投資について考えると同時にいつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金のことを知らずに良い投資はできないと思っているからです。

2024年2月に出版した書籍『投資家と考える10歳からのお金の話』を題材に、前回はお金の持つポジティブな可能性を知り、お金との付き合い方を学ぶ意義について書きました。

普段の

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #11

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #11

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第一一回 「積小為大」開眼農家の一大行事はなんと言っても田植えである。
例年この時期になると周囲の村人の協力も得て、苗代(なわしろ)で育てた苗を、田植え歌を歌いながらリズミカルに植えていく。農作業でありながら一種のリクリエーションであり、人々の表情も明るい。
だが金次郎は田植えの際に出る「捨て苗」のことがいつも気になっていた。
(もったいない…)

稲は間隔を狭めて植えるとかえっ

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私たちは、もっと「お金」の話がしたい(2)

私たちは、もっと「お金」の話がしたい(2)

こんにちは、ひふみラボnote編集部です。

レオスは投資信託の運用会社ですが、私たちは投資について考えると同時にいつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金のことを知らずに良い投資はできないと思っているからです。

2024年2月に出版した書籍『投資家と考える10歳からのお金の話』を題材に、前回はレオスメンバーが投資教育について考えていることや、自身のお金観についてお話しました。

今回は

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #10

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #10

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第一〇回 禁じられた夜の読書江戸時代というのは互助制度のしっかりした時代だった。
「五人組」という隣保(りんぽ)があり、相互扶助と治安維持に力を発揮した。この組織は戦時中、「隣組」として復活し、現在の自治会や民生委員のルーツとなっている。
金次郎のところのように困窮した者は、この五人組と親戚たちが相談して今後の方針を決める習わしだった。

話し合いの結果、幼い二人の弟は母の実家に

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誰かの「正解」ではなく、自分に似合うものを選びたい【ファッション&投資 女性向け講座開催のお知らせ】

誰かの「正解」ではなく、自分に似合うものを選びたい【ファッション&投資 女性向け講座開催のお知らせ】

6/21(金) 19時から、ファッションと投資を一緒に楽しく学んでみようという講座を開催します。今の自分に似合うファッションを見つけ自分軸で生きるヒントをお伝えしたいというもので、さらに投資の基本(NISAについて)も学べる内容となっています。

今回は企画を担当するレオス広報部の数原(すはら)が、講座についてお伝えします!

セミナー概要

開催日時:6月21日(金)19時~ 
YouTube

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #09

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #09

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第九回 父に続き、母をも失う金次郎は朝は暗いうちから早起きして田畑の世話をし、夜は草鞋(わらじ)作りをして一家四人の生計を支えようとした。だが父利右衛門のいなくなった穴を埋めるには至らない。
そのうち、食べるものにも事欠くようになっていった。

利右衛門が亡くなって三ヵ月ほどが過ぎ、享和元(一八〇一)年の正月がやってきた。年始には神楽(かぐら)が家々をまわることになっている。

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私たちは、もっと「お金」の話がしたい(1)

私たちは、もっと「お金」の話がしたい(1)

私は投資信託の運用会社で働いています。この会社では投資について考えることはもちろん、みんないつも「お金」のことを考えています。なぜなら、お金のことを知らずに良い投資はできないと思っているからです。

お金とは何かを考えようとすると、いったいどこから考えてよいかわからないほど、歴史も長く、国によって地域によって、さらに個人によっても様々な考えがあり、簡単には答えが出ないことが想像できます。

そうし

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #08

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #08

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第八回 父利右衛門の死寛政一一(一七九九)年、金次郎は満一二歳になっていた。この年、三男の富次郎(とみじろう)が生まれている。母よしは乳をやらねばならない。ちゃんと乳が出るよう滋養のあるものを食べてもらわねばと、金次郎は農作業に精を出す一方、近所の子守なども積極的に買って出た。
ある日、松の苗(なえ)を売っている老人が、通りがかりの金次郎に声をかけてきた。
「ちょっとお前さん、松

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #07

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #07

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第七回 栴檀は双葉より芳しある日、道仙がいつものように診察に行くと、金次郎が土間でせっせと草鞋を編んでいる。
「精が出るのう。それだけ編めば四、五日分の食事にはなるじゃろう」
ところが金次郎の口からは驚くような言葉が返ってきた。
「いいえ。私は幼く、堤の工事でお役に立てておりませんので、皆さんに使っていただくための草鞋を編んでおるのです」
(年端もいかぬ子どもが、そんなことを考え

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #06

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #06

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第六回 病床に伏した父利右衛門口減らしとして、弟の友吉は寺に出された(しばらくすると寺の厳しい生活に耐えきれず逃げ出してくるのだが)。
利右衛門は好きな酒も断って荒れ地を耕し、よしは石ころをのけ、金次郎は草むしりをしたり草鞋(わらじ)を編んだりと、幼いながら家の手伝いをした。弟の子守のついでに近所の子どもの子守も買って出て駄賃をもらったりした。
この〝駄賃をもらう〟という体験は、

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #05

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #05

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第五回 酒匂川の洪水金次郎が生まれた頃の二宮家は、二町三反(一町は約一ヘクタール)の田畑を持つ、そこそこ裕福な農家であった。
祖父銀右衛門の兄万兵衛(まんべえ)(当主は代々万兵衛を名乗った)は栢山(かやま)村の組頭を務めるほどのやり手であったが、分家させてもらった弟の銀右衛門も兄同様才覚があり、質素倹約に努め、少しずつ田畑を買い集めて一財産を築いた。
そして生涯結婚しなかった銀右

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初開催!オフィスでご家族やご友人と過ごす「レオスFamily&Friends day」

初開催!オフィスでご家族やご友人と過ごす「レオスFamily&Friends day」

こんにちは、ひふみラボ編集部です。

3月20日にレオスで初めての「Family&Friends day」を開催いたしました!

2023年10月にオフィスをリニューアルしたこともあって、レオスメンバーのご家族やご友人を招待し、こだわりのある空間で素晴らしい仲間と働いている様子を見学・体験してもらう機会をつくりました。

今回は、「Family&Friends day」の主担当を務めた広報部の池田

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #04

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #04

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第四回 暴れ川と飢饉との戦い金次郎が生まれた天明七年という年は、十一代将軍徳川家斉(いえなり)が就任し、前年に罷免になった田沼意次(たむらおきつぐ)に代わって松平定信(まつひらさだのぶ)が幕政の立て直しに着手している。いわゆる寛政の改革である。幕政が順調なら改革など不要なわけで、度重なる飢饉の前にはなすすべがなかった。金次郎が生きた時代は、幕藩体制が次第に揺らいでいく過程でもあっ

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #03

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #03

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第三回 二宮金〝治〟郎誕生二宮金次郎は天明七(一七八七)年七月二三日の朝、小田原藩の相模国足柄上郡栢山(かやま)村(現在の神奈川県小田原市栢山)で、父二宮利右衛門、母好(よし)(以下よし)の長男として生まれた。傑物であった祖父銀右衛門を越えるようにと、金治郎と名付けられた(先述した通り、この後は金次郎とする)。

よしの旧姓は川久保。足柄上郡曽我別所村組頭(そがべっしょくみがしら

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【叡王戦レポート】将棋を愛する人たちにレオス社員が勇気をもらった1日

【叡王戦レポート】将棋を愛する人たちにレオス社員が勇気をもらった1日

 レオスが特別協賛を務める第9期叡王戦五番勝負が4/7(日)にはじまりました。
 藤井聡太叡王に対し挑戦者となったのは同学年の伊藤匠七段、竜王戦、棋王戦に続く藤井八冠への挑戦となります。

両対局者の将棋への純粋な想い

 対局前日の夜は関係者での食事会が行なわれ、そこでは藤井叡王、伊藤七段による挨拶の場も設けられています。お二人とも21歳とは思えない堂々としたお話しぶりでしたが、特に印象に残った

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【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #02

【北康利連載】二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯~ #02

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第二回 ねじ曲げられた真実明治維新後、彼の評価は一転する。
富国強兵殖産興業の大号令がかかったこともあって、急にもてはやされ始めたのだ。
農商務大臣の井上(いのうえ)馨(かおる)は、何かというと二宮尊徳を引き合いに出して持ち上げた。盟友だった渋沢栄一が尊徳のことをことのほか尊敬していたからである。修身の教科書にも登場するようになり、全国に彼の銅像が建てられ、多くの人々からの崇敬を

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